映画『ジョーカー』感想  格差社会が産んだモンスター!?狂気の笑いを届ける道化師!!

1970年代、ゴッサムシティ。
貧富の差が拡大し、ストの影響でゴミが回収されず、街は、汚辱に塗れていた。
この街でピエロ派遣会社に勤めるアーサー。彼は、誰にも顧みられず、持病の「笑い病」の発作に苦しみ、引き籠もりがちの母と共に暮らしていた。
日々、鬱屈を抱えながらも、アーサーには夢があった。それは、コメディアンに成る事である、、、

 

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映画『ジョン・ウィック:パラベラム』感想  全篇これ、バトル!!アクション大魔王降臨!!

組織のルール破り、聖域であるコンチネンタル・ホテルにて殺しを行ったジョン・ウィック。故に、賞金首として、街全体から狙われる事となる。
その、猶予は一時間。
1400万ドル、敵は、街の全ての殺し屋。
ジョン・ウィックの友人、コンチネンタル・ホテル・ニューヨークの支配人、ウィンストンは言う。
「ジョン・ウィックが生き残る確率は五分五分だろう」、、、

 

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映画『SHADOW/影武者』感想  観る水墨画!?虚実入り交じる、オシャレ系武侠アクション!!

時は戦国時代。
20年前、沛(ペイ)国は領土の境州を炎国に奪われたが、表面上は友好関係を築いていた。
沛王の沛良(ペイ・リャン)は現状維持の穏健派だが、都督の子虞(ツー・ユイ)は奪還派の急先鋒。炎国の将軍と勝手に一騎打ちの日取りを決めてしまっていた。
しかし、実は都督には秘密があって、、、

 

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映画『サマー・オブ・84』感想  夏の終わり、それは即ち、少年時代の終わり!!

1984年、オレゴン州イスプゥィッチ。世間は少年を狙った連続殺人に湧いていたが、地元の子供達は気にせず夜中の鬼ごっこに興じていた。その最中、デイビーは隣に住む警察官・マッキーの家中に、少年が居たのを目撃。その少年こそ、連続殺人の最新の被害者だと知ったデイビーは、仲良しの4人組とマッキーを見張るのだが、、、

 

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映画『SANJU サンジュ』感想  一度付いたレッテルは、そう簡単には剥がせない!!

映画俳優の「サンジュ」こと、サンジャイ・ダットは、銃火器の不法所持の罪に問われ、一ヶ月後、懲役5年の刑で収監される事が決定した。しかし、世間の認識と事実との間にズレがあると訴えるサンジュは、伝記作家のウィニーに、自身の半生を語り始める、、、

 

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映画『作兵衛さんと日本を掘る』感想  かつての労働環境に、今を考える

2011年5月25日、ユネスコの世界記憶遺産に、日本で初めて認定された「山本作兵衛炭鉱記録画・記録文書」。学者でも、小説家でも、画家でもなかった一労働者が残した絵画は、およそ2000点。それは、地の底で炭鉱を掘り、命懸けの作業に従事した人々の、生の記録であった、、、

 

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映画『サスペリア』(1977版)感想  ビビらせる事に全振りした怪作!!これが、ホラーだ!!


 

アメリカ人のスージーは、バレエを極めようと、名門校に入校する為ドイツにやって来た。空港に着いた途端、大雨と雷の嵐。タクシーにて、何とかバレエ学院に辿り着いたが、ドアから出て来たのは、錯乱した生徒らしき若い女性。「秘密のドア、アイリス、青い、、、」と、何か言って逃げ去った、、、

 

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