本ブログで紹介した現在公開中の映画をまとめたページです。
気になる作品があれば、是非チェックして下さい。
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その家族という共同体において、本音と建て前がせめぎ合う様子を描きます。
家族だからこその独特の距離感、緊張感と信頼感、多くの人が共感するだろう、この空気感が絶妙です。
T2から派生した世界観で、他作品とは世界線が違う的な、
ストーリーなど気にせずに、ド派手な鬼ごっこを楽しむ作品。
サラ・コナーとグレースという、
二人のバトルヒロインの活躍がカッコ良いです。
ホラー+ジュブナイルを物語の基礎としつつ、
ロマンス、アクション、ギャグを織り交ぜ、
原作小説を改変しながらも、原作ファンをも満足させる作り。
これぞ映画化の見本の様な作品です。
精神科病棟が舞台と言うと、身構えてしまいがちですが、
そういうイメージこそが偏見や差別だと本作を観ると気付かされます。
決断と、立ち上がる勇気というものは、人との関わりによって得られるのだと本作は描きます。
オッサンロボの集合体と、お互い、巨大化してガチンコバトルを繰り広げる!?
もう、漫画以上に漫画的展開の数々に、脳みそがとろけそうな程の面白さがあります。
最も困難な事は、己に打ち克つ事!!
本作は、若いウィル・スミスをフルCGアニメーションで描いています。
人間を、遂に違和感の無いレベルで表現出来る様になった、
この技術力の進歩を観るだけでも、価値のある作品です。
『カメラを止めるな!』同様、今回も無名の役者中心だからこそ、共感と緊張感が入り交じった面白さがあります。
そして、多重構造にて物語の力を描く、そのシナリオとアイディアが楽しい作品です。
住めば都、楽園となるハズだった場所が、何の因果か地獄と化す。
国家レベルで「排他的ムラ社会」と言える、日本の悪い部分を存分に見せつけて来る作品。
事件を抱えて生きるか、忘却するか、その両方の道が等しく提示されています。
マレフィセントというヴィランの人物像を再構築し、新たな側面を描写した前作と違って、
とは言え、ド派手な演出と可憐な衣装、ファンタジックな世界観は、普通に楽しめます。
弓って地味なイメージがありますが、それを覆すスピードとパワーとテクニック!
スタイリッシュアクションの連続で、何も考えずに楽しめます。
でも、一番の目玉は、時代考証ガン無視のスタイリッシュ衣装かな!?
ハリケーンとアリゲーター、片方だけでも恐ろしい自然災害がフュージョンすれば、
その脅威は倍加するサバイバル・パニック!
そして、避難警報が発令されたら直ぐに逃げるべしという警告の作品とも言えます。
他の人が「ビートルズ」を知らない世界で、代わりに自分がその曲を歌う。
本作で描かれるのは、富と名声、愛と人生の幸せに関する物語。
しかし世間を知り、身の程を弁える時に、人は大人になってしまいます。
ベテラン女優ファビエンヌの親子関係を中心とした、人間関係の機微を描いた作品。
元々、是枝監督の作品は、フランス映画っぽかったですが、
キャスト、スタッフをフランスで固めたら、もう、フランス映画にしか見えないですね。
公開前からハードルは、上がりに上がっていましたが、それを飛び越える大傑作ぶり。
共感しつつ、嫌悪感をもよおす、二律背反する感情の波に、揺さぶられ続ける作品です。
インフレし続ける最悪の状況を乗り越えるのは、
アクションに対する真摯さ、バリエーションの豊かさ、アイディアの奇抜さ。
馬!本!バイク!ベルト! しかし人類は知る、
最強の武器は犬であったと!!
さながらガチンコバトルとも言える様相を呈しています。
音楽を題材として、未だかつて観た事の無い世界を見せてくれる作品と言えます。
思春期の持つ、根拠不明の全能感、自らを特別と謳う傲慢さ、自分以外の世界へ対する軽蔑、
「0.001秒」通信時間の短縮の為、
1600キロメートル、
光ファイバーケーブルを直線でぶち抜く。
正に、狂気の沙汰、しかし、
狂気の沙汰ほど面白い!
この異質な発想を実現せんとする者と
妨害する者との狂騒劇が面白い作品です。
テンポ良く、グロく、楽しいダークファンタジーとして、手堅くまとまった作品です。
テロという、暴力による相互理解の拒絶に対抗するのは、
決して英雄では無い、普通の人間が示す、忍耐と勇気。
国、文化、社会、経済状況が違っても、人は協力し合える、
そして、それが力になる事を本作は描いています。
現実と仮想現実との関係性を、
「物語の力」として肯定的に描いている所に、
父を探して43億キロという道のりを外宇宙の方向を目指しつつ、
ホラー的演出を駆使しながらも、終始落ち着いた静謐さを湛えた作品です。
特別「怖い」訳ではありませんが、
次々と起こる怪奇現象のバリエーションが豊かで面白いです。
そして何より、キャーキャー騒ぐ美少女3人組が可愛くて、
しかし、その天才も悩み、苦悩し、それを克服する為に、如何に試行錯誤と徹底攻略を繰り返すか、
本作はドッペルゲンガーとのサバイバル・ホラーですが、
作品に込められたテーマは実に社会的。
監督はコメディ出身、人を笑わせる事に知悉しているが故に、
モノクロと見紛う様な、シブい色合いの、水墨画の様なビジュアル、
特に、水・霧・雨といった液体の演出に見ごたえがあります。
また、虚々実々の駆け引きは、権力闘争と三角関係という人間関係の描写も面白い所。
落ち目の役者と、その嫌われ者のスタントダブルの奏でる人生哀歌。
…ではあるのですが、
クライマックスで炸裂する衝撃の展開が、全てを吹っ飛ばします。
必見の面白さ!こういう作品が、観たかったんだよ!
『指輪物語』『ホビット』を書いた、J・R・R・トールキンの伝記映画。
あくまでも映画的な、愛と友情の青春物語に終始しています。
ひと夏の冒険、連続殺人鬼捜しという禁じられた遊びに興じる少年達の、
ノスタルジック・ホラーと言える作品。
外面の下の、隠された内面が暴かれる時、
そんな夏の終わりと共に、少年時代の終焉を描いた名作です。
その栄光と苦悩、孤独に着目し描いた作品。
主演のタロン・エガートンがエルトンの歌を熱唱
無垢なるが故の、罪悪感皆無の青春ノワール作品。
そんな突飛な設定も、
主演を演じるロレンソ・フェロの圧倒的な美少年感で、
みんなでワイワイ楽しく作ったというのが雰囲気で伝わり、
脚本や展開も凝った作りになっています。
鑑賞後、語られ無い細部を色々と想像で補完し、
勝手に盛り上がるというのが本作の一番の面白さなのかもしれません。
実写と見紛う程の、超ハイクオリティのCGにて現代に蘇った!
もう、動物を観るだけでも楽しい!
新しい技術、演出を取り入れつつ、古き、良き部分は変えない。
みんな集まれ!真夏の筋肉祭りの開催だ!!
罵り合う二人のバディ・ムービー、これが、最高に面白い!
アクションもド派手なら、ギャグのキレも鋭い。
これぞ、王道アクションエンタテインメントだ!
映像クオリティも、アクションも良く、
原作ゲームのストーリーの、人気エピソードをつまみ、アクロバティックにまとめ上げています。
しかし、クライマックスのオチでその全てを台無しにしてしまった印象。
妄想、空想、物語には、 辛い現実を一時忘れ、人を癒やす効果があります。
しかし、それのみに固執し、現実から逃避し、耽溺する事は、苦しみが増すだけ。
本作は、現実と空想のバランスについて、描いた作品と言えます。
一人の人間の中にも、
相反する複雑なキャラクターを内包しますが、
その時に見えている「よこがお」だけで、
人は、それが全てであるかの様に錯覚してしまいます。
虚像に狂わされ惑わされても、 それを受け入れざるを得ない人間の悲哀と理不尽を描きます。
美麗映像で送る、ボーイ・ミーツ・ガールのセカイ系物語、再び!
触れ得ない二人の距離感を描くのは、本作でも健在。
そして、テーマは、
青春の世間に対する叛逆だ!
しかし、大ヒットした『君の名は。』の次に、
こんなアナーキーな問題作を作るとは、そのチャレンジ精神に脱帽ですわ。
シリーズの伝統「友情」を描きつつ、人生の転機における決断をテーマにした本作。
新しい出会いと、再会と、別れ。
ちびっ子も勿論ですが、
「トイ・ストーリー」と共に成長した、大人にこそ観て欲しい作品ですね。
ビジュアル以外の内容は、1998年版のオリジナル『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』をほぼ踏襲。
リメイク作品として前作を超えるようなサプライズが無いのは残念ですが
元が傑出して面白い作品なので
そのストーリー、テーマは今なお色褪せていません。
あの、ディズニーの名作、アラジンの実写映画化。
原作を踏襲しつつ、細かい所が現代版にアップデートされています。
ジーニーの歌と踊りを、実写で観られる、この幸福よ。
怪獣達が大暴れ、
人間は右往左往、
数多の都市が破壊され、
世界が危ない、
そして、ゴジラが火を吹く!!もう、そういう映画。
ゴチャゴチャした理屈抜きに、とにかくド派手で抜群に面白い作品です。
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