映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』感想  人生という、お伽話を生き抜け!!

1969年、2月8日。リック・ダルトンはかつて、TVの西部劇「賞金稼ぎの掟」にて一世風靡した役者。しかし今は、映画への転身が失敗し、出演機会が激減してしまっている。リックの専属スタントマンのクリフ・ブースも、その人と成りが原因で、仕事を干されていた、、、

 

 

 

 

監督はクエンティン・タランティーノ
当代随一のマニアック監督。
監督作に、
『レザボア・ドッグス』(1991)
『パルプ・フィクション』(1994)
『ジャッキー・ブラウン』(1997)
『キル・ビル Vol.1』(2003)
『キル・ビル Vol.2』(2004)
『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007)
『イングロリアス・バスターズ』(2009)
『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)
『ヘイトフル・エイト』(2015) 等がある。

 

出演は、
リック・ダルトン:レオナルド・ディカプリオ
クリフ・ブース:ブラッド・ピット
ブランディ:犬

シャロン・テート:マーゴット・ロビー
ジェイ・シブリング:エミール・ハーシュ
ブルース・リー:マイク・モー

ジェームズ・ステイシー:ティモシー・オリファント
トルーディ:ジュリア・バターズ

プッシーキャット:マーガレット・クアリー
スクィーキー・フロム:ダコタ・ファニング 他

 

 

昔、昔の物語。

時は、1994年。

『レザボア・ドッグス』にて一世を風靡したクエンティン・タランティーノは、

続く、『パルプ・フィクション』にて、
カンヌ映画祭のパルムドールに輝きました。

これまでとは違ったテイストの、
ヴァイオレンスと、一捻りのあるストーリーにて、
当時の映画界に衝撃を与えました。

あれから、25年。

最早、
映画好きなら、
名前を知らぬ監督と言える存在にまでなった彼の、

監督第9作目が本作、
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』です。

 

さて、
「once upon a time …」とは、日本語で言うところの、
「むかし、むかし…」という意味。

本作は、1969年のハリウッドが舞台のお話。

25年前にブレイクしたクエンティン・タランティーノが、50年前を舞台にした作品を作っているのですね。

確かに、
50年前と聞けば、
一昔前の雰囲気が漂ってきます。

そう、
本作は、典型的な、むかしむかしの物語、
つまり、

映画愛に満ちた、お伽話であるのです。

 

 

先ずは、音楽。

クエンティン・タランティーノの作品は、
毎回、音楽が印象的ですが、
本作も、
過去最大級に、音楽がノリノリ!

パリピ!!これが、ハリウッドセレブのパリピなのか!?

 

また、勿論、
映画的な小ネタが沢山。

西部劇出身のリック・ダルトン、
彼のスタントマンのクリフ・ブースは、
本作のオリジナルキャラクターですが、

実在の人物、
シャロン・テート、
ブルース・リー、
ロマン・ポランスキー、
スティーヴ・マックイーンなど、
実在したのハリウッド関係者が、多数出演します。

人物的なアレコレのみならず、

西部劇由来の小ネタも多数。

ぶっちゃけ、
現代っ子には皆目見当もつかないネタですが、
何とな~く、雰囲気は伝わるので、それもまた良し。

 

こういう、

虚実入り混じった独特の世界の創造こそ、
クエンティン・タランティーノの作品の醍醐味の一つ。

 

一昔前を舞台に、
実在の人物、映画作品のネタを巧みに織り交ぜながら、

当時のハリウッドを描き出します。

 

そんな舞台において描かれるのは、

既に、盛りを過ぎ、
ハッキリ言うと、落ち目になってしまったリック・ダルトンの役者人生。

自分の、来し方行く末を思い、
いや増す不安と苦悩に、日々、思いを馳せる、、、

 

老若男女、時を問わず、
人の悩みは、同じもの。

本作のリック・ダルトンに、
人生の折り返し地点を過ぎた人達は、

否応なしに共感してしまうでしょう。

 

…しかし、
本作は、クエンティン・タランティーノ作品。

勿論、
そんなヒューマンドラマで終わるハズも無く、

ラストには、
驚愕のオチが控えています。

 

何故なら本作は、
当時、世間を震撼させた、
とある事件を題材にした作品なのだから、、、

2時間を超える、
淡々とした描写が、

ラストのクライマックスにて爆発する!!

 

これが、タランティーノだ!

これが、映画だ!

いやぁ、
やっぱり、
期待に応えてくれますねぇ!!

 

 

  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のポイント

落ち目と嫌われ者のコンビがお送りする、人生哀歌

一昔前のハリウッドを再現する、美術、音楽

虚実入り交じるストーリー展開と、驚愕のクライマックス

 

 

以下、内容に触れた感想となっております

 

 


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  • シャロン・テート事件

本作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、
純然たるフィクションではありますが、
実在の人物、事件を題材にしている所が多いです。

そんな本作の骨子となっているのが、
いわゆる、
シャロン・テート事件」です。

 

これは、
1969年、8月9日の朝、

シャロン・テートと、
その友人達、
ジェイ・シブリング、
アビゲイル・フォルジャー、
ヴォイテク・フライコウスキー、が、

惨殺された状況で発見された事件です。

シャロン・テートは、妊娠8ヶ月でありましたが、
メッタ刺しされており、
(つまり、5人殺害)

扉には、「PIG」という血文字が書かれていたとの事。

 

翌年、スパーン牧場を根城にしている、
チャールズ・マンソン率いる、
「マンソン・ファミリー」というヒッピー集団が、
この事件の犯人として、逮捕されました。
(実行犯は4人)

チャールズ・マンソンは、
家出した少女を集め、
LSDを用いた洗脳を行い信者を集め、
最終戦争が起こるという触れ込みで、
過激な行動へと邁進していきました。

 

こう聞くと、
本邦における「オウム真理教」事件を彷彿とさせます。

 

終身刑を受けたチャールズ・マンソンは、
2017年11月19日に死亡。

しかし、
サブカルチャーには多大な影響を与えており、
時に、
悪の象徴として扱われる事もしばしば。

 

では、何故、マンソン・ファミリーは、
シャロン・テート達5人を殺害したのか?

パンフレットの記述を参考にまとめてみると、

チャールズ・マンソンは、音楽の制作もしており、
たまたま、レコード・プロデューサーのテリー・メルチャーと知り合いだったとの事。

そのテリー・メルチャーを訪ねて行ったが、
既に引っ越しており、
そこで、邪険に扱われた事を、根に持っての犯行らしいです。

つまり、相手は、誰でも良かった
そこが、ロマン・ポランスキーの家だとも、知らなかったのだそうです。

 

音楽を自主制作、
無差別殺人、
これらも、「オウム」を彷彿とさせる、

いわゆる、カルト集団に特有の方向性なのかもしれません。

 

 

以下、オチにも触れた記述となります

 

 

  • リック・ダルトンとクリフ・ブース

本作は、
1969年2月8日、9日、
そして、8月8日、9日の、
合計4日間にフォーカスした話です。

そして、
「シャロン・テート事件」を骨子としながらも、

本作においては、
史実をねじ曲げて、
ある種のハッピーエンドを作り上げています。

 

さて、本作、
オチから考えると、
シャロン・テートの下りは、全く必要ありません

ただ、
クリフ・ブースとリック・ダルトンが、
侵入者のカルト集団を返り討ちにするだけでも、物語は成り立ちます。

しかし、
物語の展開の面白さ、意外性、
そして、物語が持つ効用を考えると、

シャロン・テートは必要不可欠な存在だと理解出来るのです。

 

私は実は、
シャロン・テート事件の事は、知らずに本作を観ました。

それでも、
盛りを超えたリック・ダルトンと、
噂や見た目で敬遠されるうクリフ・ブースの、

人生の哀愁を描いた作品としても、
充分面白いものがあるのです。

 

リック・ダルトンは、
中盤、少女の「役者(actor)」であるトルーディとな会話にて、

自分が読んでいる西部劇の小説と、
自分の境遇を重ねて、感極まってしまう場面があります。

怪我をし、
或いは、機会を失い、
歳を取り、
人は、出来ていた事が、次第に出来なくなって行きます。

そして、人は、その不条理な現実を、
真実として受け入れなければならないのです。

事実、リック・ダルトンは、
二日酔いの影響か、
台詞をど忘れして、赤っ恥。

そんな自分が情けなく、
己を鼓舞し、自己暗示をかけながら、
彼は、午後の撮影に臨みます。

そこで、会心の演技が出来て、
トルーディに褒められた事が、
後に、イタリアに渡る契機つまり、
演技する事の自信に繋がっているのですね。

俺はまだ、やれる、と。

 

一方のクリフ・ブースは、
妻を殺しながら、それが不問に付されたという噂の持ち主。

戦争に出征したという経験を持っており、

これは、
クリフ・ブースのモデルの一人である、
本作にもブルース・スパーン役として出演したブルース・ダーンの、
スタントダブルである、ハル・ニーダムが、
朝鮮戦争に出征しているという部分が、下敷きになっている様です。

つまり戦争経験者というのは、
いざという時には、
相手を躊躇無く殺し得る、
そういうキャラクター設定に、説得力を持たせているのですね。

 

常に、悠揚迫らぬ態度を貫くクリフ・ブースは、
しかし、
他人から見ると、
何を考えているのか分からない、不気味な人物。

本人の、
他人を忖度しない態度も相俟って、
人間関係は難しいものがあります。

ブルース・リーのエピソードは創作だそうですが、
そんな、クリフ・ブースの、遠慮しない、忖度しない、売られた喧嘩を必ず買うという、
彼の性質を表すシーンとして描かれています。

『北斗の拳』のサウザーの座右の銘
「引かぬ、媚びぬ、顧みぬ」を地で行く存在ですね。

その経歴、
性格により、クリフ・ブースの対人関係は、
流れ任せの出たとこ勝負、瞬発力が要になっています。

 

個人的にですが、
この、クリフ・ブースの境遇は、
とても、共感が持てます、

というか、他人とは思えない

私も、幼少の頃から良く、
「手前ェ、ガン付けてんじゃねぇよ!」と、
永遠に絡まれる人生です。

そうなったらもう、
己の地力と、
犬しか頼るものが無くなるんですよね。

ジョン・ウィックみたいに。

 

そう、本作は、
彼等二人のバディ・ムービー、

世間から、
徐々に見向きされなくなりつつあり、
それを受け入れざるを得ない男達の、

人生哀歌であるのです…

途中までは

 

  • 鮮やかな展開、オチ

そんな哀愁漂うバディの隣に引っ越して来るのは、

今が人生の絶頂期だと、
それを謳歌しているシャロン・テートです。

当時、『ローズマリーの赤ちゃん』(1968)にて、
名声を恣にしたロマン・ポランスキーと結婚、妊娠したシャロン・テート。

本作では、
二人を初めて見かけたリック・ダルトンは、
垂涎の目線で彼達を眺め、

実際、
シャロン・テートの幸せで平和な生活が、描かれます。

 

先程も言いましたが、
私は、シャロン・テート事件を知りませんでした。

しかし、
何となく、雰囲気で、
幸せな描写が続けば続くほど、
逆に、
「ああ、ヤバイな」と思うもの。

そして実際、
クリフ・ブースが、
ヒッピーのコミューンである、
スパーン牧場のマンソン・ファミリーの下を訪問するシーンにて、
その予感が悪い方向へと向かいます。

クリフ・ブースを狙ったヒッピーに、
人間違いで、お隣さんのシャロン・テートが殺されるのではないのか?

何も知らない私でも、そう、展開を想像してしまう。

そして勿論、
「シャロン・テート事件」を知っているなら、
この後の展開が見えて、重苦しくなるハズです。

 

そう、普通の作品なら、
リック・ダルトンとクリフ・ブースの哀愁と、
それに呼応した、
シャロン・テートの悲劇を描いてしまうでしょう。

しかし、
本作の監督はクエンティン・タランティーノ。

なんと、
本作では、事実を捻じ曲げて、

襲いかかる殺人鬼達を返り討ち、
スプラッタ的にぶちのめし、ぶち殺し、

鮮やかに、史実にリベンジを果たして見せます

 

マジ!!?

そうそう、これだよ、
これが観たかったんだよ!!

流石、解ってる!!

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』とか、
イソップの思うツボ』とか、

ラストのオチの意味とか、
物語の存在理由とか、
その事を考えるなら、
本作を100回観て、考えて欲しいものです。

 

観客に、カタルシスを与えなくて、何の意味があるの?

 

これぞ、
「予想を裏切り、期待に応える」物語の理想的な展開。

 

人間、自分が習い覚えた技術というものは、
思わぬ場面で、活きる時が来るものです。

『ゾンビランド』(2009)のタラハシーは、
終末後の世界で、自分がゾンビキラーだと認識し、
『プラネット・テラー in グラインドハウス』(2007)のチェリーは、
ストリップで鍛えた柔軟性が、ゾンビを殺す事に役立ちます。

 

そう、
クリフ・ブースの容赦しない性格、
社会生活を送るには不便な性格が、

侵入者をぶちのめす事に役立ち、
友人とその妻を救う事になります。

そして、
リック・ダルトンは、
まさかの火炎放射器にて、
「汚物は、消毒だ~」とばかりに、侵入者をバーベキューに!!

 

冒頭にて、
リック・ダルトンのパトロン的な存在である、
マーヴィン・シュワーズが、

ダルトンの往年の代表作「マクラスキー 14の拳」が大のお気に入りであり、
そのクライマックスの、
火炎放射器でナチス連中を丸焼きするシーンが大好きだと言う場面があります。

これは、
タランティーノ監督自信の映画、
『イングロリアス・バスターズ』(2009)のセルフ・オマージュ

同作では、
そのクライマックスにて、ヒトラーの暗殺に成功、
ナチス連中をマシンガンで蜂の巣にして、
火災で丸焼きにする描写が描かれます。

つまり本作は、
その冒頭にて、
既に、『イングロリアス・バスターズ』的な、
史実へのリベンジが行われる事を、示唆していたのですね。

しかし、
リップサービスだと思われた、
「火炎放射器の扱い方を修行した」という台詞が、
まさか、マジだったとは、、、

冒頭のセルフ・オマージュの場面が、
まさかの、クライマックスに繋げる伏線という、
二重の仕掛けに脱帽ですワ。

 

この、想像力の飛躍、
史実へのリベンジこそが、

物語が持つ、力の象徴でもあります。

史実では、確かに、惨殺事件が起こりました、
しかし、
それに囚われず、逆に、
史実に反抗する事で、
カタルシスをもたらす

これこそ、
想像は、創造は、物語は、
悲劇を超えるという事!

これは、物語の勝利であり、
映画への愛を表明であるのです。

 

本作は中盤、
子役のトルーディと会話する場面にて、
西部劇の小説に、
自分を重ねるリック・ダルトンの様子が描かれます。

しかし、
実際は、小説、つまり、本作自体が物語の半ばであり、
結末には、まだ至っていない状態だったのです。

リック・ダルトンは、
少女に褒められて、自信を取り戻します。

彼は、新しい物語を生む準備が出来ていたのです。

それが、本作のクライマックスを生みます

 

ロマン・ポランスキーは、
シャロン・テート事件の後も、傑作を撮っています。

しかし、もし、未だシャロン・テートが生きていたら、
そして、
リック・ダルトンが居たならば、
もしかして、別の作品も生まれていたのかも?

シャロン・テートの武術指南をしたというブルース・リーも生きて居たのかもしれず、
もしかして、
クリフ・ブースと和解したのかもしれない。

そういう、あり得たかも知れない未来を(我々からしたら過去ですが)想像する切っ掛けになるのも、
本作の面白い所

 

  • 出演者補足

本作には、
過去、クエンティン・タランティーノの作品に出演した人物が、
多数再登板しています。

先ず、
ダブル主人公たる、
レオナルド・ディカプリオと、
ブラッド・ピット自身がそうですし、

他にも、
カート・ラッセル、
ゾーイ・ベル、
マイケル・マドセン
ティム・ロス(どの役が分からず、エンドクレジットで確認) 等、
常連とも言える人物も多数出演しています。

 

とは言え、
クエンティン・タランティーノは、
野球の野村克也の「野村再生工場」ばりの、
往年の名役者を再生する手腕もまた、
お手の物です。

かつては、
ジョン・トラボルタ、
パム・グリア、

また、
サミュエル・L・ジャクソンや、
クリストフ・ヴァルツなんかは、
タランティーノ監督作で、名を挙げたイメージがあります。

 

さて、そういう意味で、本作では、
かつては子役で名を馳せ、
今はむしろ、妹のエル・ファニングの方が有名な、
ダコタ・ファニング、

そして、
ルーク・ペリーの起用が、
個人的には注目です。

 

特に、ルーク・ペリー

彼は、一昔前、日本でも大ヒットしたTVシリーズ、
『ビバリーヒルズ高校白書』『ビバリーヒルズ青春白書』の
メインキャラとして、
一、二の人気を持つ、ディラン・マッケイ役にてブレイクしました。

しかし彼は、
その人気の絶頂の最中、
シリーズを降板、映画の出演を目指しますが、
思う様なヒットに恵まれず、
TVシリーズへと帰還したという経緯があります。

そう、ルーク・ペリーの境遇は、
ある程度、リック・ダルトンと重なる部分があります。

しかし、
近年は、また、TVシリーズに出演したり、
本作の出演が映画出演の契機になればなぁ、と、
往年のファンである私は思っていました。

しかし、
2019年3月4日、
脳卒中の意識が戻らないまま、この世を去っています。

ディラン・マッケイと言えば、
私の青春の、その象徴でもある存在の一人。

彼の、今後の活躍が期待されただけに、
惜しい気持ちがあります。

 

 

 

ハッピーエンドで何が悪い?
史実を枉げて、何が悪い?
我々は、
明日を生きる活力を欲しているのだ!

本作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、
それを与えてくれる、

正に、映画愛に満ちた、お伽話と言える作品なのです。

 

お伽話には、
幸せに暮らしましたとさ、
という、お姫様が必要ですよね?

史実では、
ハリウッドの暗黒面を象徴する、悲劇の一つとして語り継がれている「シャロン・テート事件」ですが、

本作では、
幸せの象徴として描かれ、
そう、観客に記憶されるであろう、シャロン・テート。

彼女にとって、リック・ダルトンは、
見知らぬ隣人から、
親愛なる隣人へと変化するハズ。

つまり、
シャロン・テートは、
本作における、「勝利の女神」として君臨しており、

この勝利とは即ち、

物語の勝利であるのです!

それが、
昔々のお伽話
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』なのです。

 

 

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