伝奇小説『ウルフガイ2 狼の怨歌』平井和正(著)感想  まつろわぬ者の宣戦布告!!

 

 

 

とある医療施設。そこに横たわるは犬神明の肉体。大和田医師は医学の発展と称し、実験体として犬神の死体を利用しようとしていた。いや、死体では無い、犬神の肉体は生命の兆候を示していた、、、

 

“伝奇小説『ウルフガイ2 狼の怨歌』平井和正(著)感想  まつろわぬ者の宣戦布告!!” の続きを読む

伝奇小説『ウルフガイ1 狼の紋章』平井和正(著)感想  拒絶しつつも愛を求めずにはいられない!!

 

 

 

青鹿晶子が夜の新宿で出会った少年。彼は非行少年達に襲われ、ナイフを腹に刺されるも平然としていた。そして翌日、その少年・犬神明は青鹿晶子が務める博徳学園、しかも晶子のクラスに転校して来た、、、

 

“伝奇小説『ウルフガイ1 狼の紋章』平井和正(著)感想  拒絶しつつも愛を求めずにはいられない!!” の続きを読む

映画『ブルーバレンタイン』感想  鮮烈に交錯する愛の始まりと終焉!!

 

 

 

ディーンとシンディは娘のフランキーと暮らしている。二人は互いに少し不満があり、微妙なすれ違いを感じていた。だが、出会った頃の二人はお互いに若く、夢があり輝いていた、、、

 

“映画『ブルーバレンタイン』感想  鮮烈に交錯する愛の始まりと終焉!!” の続きを読む

ファンタジー小説『ダーク・タワーⅥ スザンナの歌』スティーヴン・キング(著)感想  分断される仲間達!!子を求める母の物語!!

 

 

 

失踪したスザンナ/マイアを追うべく、マンニの民に助力を求めるローランドと<カ・テット>。<十三番目の黒球>無しに扉を開く事に成功したが、当初の予定とは逆に、スザンナ/マイア追跡にジェイク、オイ、キャラハン、薔薇の空き地の確保にローランド、エディが向かう事になる、、、

 

“ファンタジー小説『ダーク・タワーⅥ スザンナの歌』スティーヴン・キング(著)感想  分断される仲間達!!子を求める母の物語!!” の続きを読む

エス・エフ小説『最後にして最初のアイドル』草野原々(著)感想  ラノベ meets 王道SF!?これが最強のフュージョンだ!?

 

 

 

古月みかはアイドル好き。好きが転じて自らがアイドルにならんと欲し、上京する。しかし、アイドル事務所にトンズラされて二進も三進もいかず自殺。その生涯を終えるのだが、、、

 

“エス・エフ小説『最後にして最初のアイドル』草野原々(著)感想  ラノベ meets 王道SF!?これが最強のフュージョンだ!?” の続きを読む

エス・エフ小説『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』藍内友紀(著)感想  信念を貫き通す=アイデンティティへの執着!?

 

 

 

月と地球との間に存在する「全天開放型軌道庭園」にて、地球に飛来する星を撃ち墜とす<スナイパー>。機械の眼球と繋がった脳内チップが演算を行い、迎撃砲台<トニトゥルス>が星を撃ち、墜とし、愛す。<スナイパー>の平均寿命は短く、17歳の霧原は遂に最年長となった、、、

 

“エス・エフ小説『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』藍内友紀(著)感想  信念を貫き通す=アイデンティティへの執着!?” の続きを読む

小説『半分世界』石川宗生(著)感想  奇妙な世界を緻密に描写!!そして面白い!!

 

 

 

S市K町在住の吉田小代子さんは夕飯の準備中、玄関方面から物音を聞き確認しに行く。そこには、五名ほどの夫、吉田大輔氏が扉に挟まっていた。小代子さんは直ぐさま反転、息子と2階に避難するが、更なる夫が家になだれ込む。何しろ、一九三二九人も居るのだ、、、

 

“小説『半分世界』石川宗生(著)感想  奇妙な世界を緻密に描写!!そして面白い!!” の続きを読む