本『決定版 切り裂きジャック』仁賀克雄(著)感想  もはや伝説!?怪人の謎を解説!!

 

 

 

1888年8月31日、ヴィクトリア朝、イギリスのロンドン・イーストエンドにて一人の売春婦が殺害された。のどに2ヶ所の切り傷。そして腹部には数カ所の刺し傷がみられた。これこそ後にロンドン中を震撼させる「切り裂きジャック」の第一の犯行であった、、、

 

“本『決定版 切り裂きジャック』仁賀克雄(著)感想  もはや伝説!?怪人の謎を解説!!” の続きを読む

文化『お化けの愛し方』荒俣宏(著)感想  「恋愛怪談」という鉱脈の再発見!!

 

 

 

お化けとは本当に恐ろしいものなのか?その疑問から始まり、お化けと人間の関わりを探っていた著者・荒俣氏。その荒俣先生が発掘したのは、人間はお化けと愛し合う事が出来るという事だった!?そして、その秘密と根拠は『牡丹燈籠』にこそあった、、、

 

“文化『お化けの愛し方』荒俣宏(著)感想  「恋愛怪談」という鉱脈の再発見!!” の続きを読む

本『天平の三皇女』遠山美都男(著)感想 いつの時代も、どんな身分でも、権力者は絶対

 

 

 

聖武天皇は奈良時代の人物で、724年~749年の在位の間に墾田永年私財法や奈良の大仏(東大寺盧舎那仏像)の建立で有名である。
彼の娘の阿倍内親王は女性でありながら皇太子(元来は「天皇の長男」という意味あい)に立てられ、2度天皇に即位した。
一方彼女の異母姉妹、姉の井上内親王は大逆罪に処せられ、妹の不破内親王は流罪にされる、、、

 

“本『天平の三皇女』遠山美都男(著)感想 いつの時代も、どんな身分でも、権力者は絶対” の続きを読む

本『戦後怪奇マンガ史』米澤嘉博(著)感想 日本史や世界史の教科書もこれくらい面白かったらよかったのに!!

 

題名を一見してあなたはどう思うだろうか?ちょっと堅苦しく感じる?面倒くさそう?いやいやとんでもない。これがもの凄く面白い。何故か?それは

構成の巧みさ、観察眼の鋭さ、そしてそれを正しく表出する文章力にある。

 

“本『戦後怪奇マンガ史』米澤嘉博(著)感想 日本史や世界史の教科書もこれくらい面白かったらよかったのに!!” の続きを読む