『SFが読みたい! 2019年版』を読んだ感想を書いてみたいと思います。
本書のアンケート対象作は、
本の奥付の発行日が
2017年11月1日~2018年10月31日
までの新作SF(とその周辺書)作品となっています。
オススメ映画、漫画、読書、等々の感想ブログ。毎日更新目指してます。
『SFが読みたい! 2019年版』を読んだ感想を書いてみたいと思います。
本書のアンケート対象作は、
本の奥付の発行日が
2017年11月1日~2018年10月31日
までの新作SF(とその周辺書)作品となっています。
恐竜が出るという辺境へと足を運んだ探検隊。そこで見つけたのは、ダチョウ以下の鳥の足跡だった。そんなネタが許されるハズも無く、縮尺を誤魔化しながら、大袈裟に恐竜の足跡だと演出するクルーだったが、、、
人類の危機を救ってから9年。遂にテーミスは地球に帰って来た。ロシアの軍隊に確保されたエヴァ、ヴィンセント、ローズ達は驚愕の事実を知らされる。何と、アメリカが破壊された巨神を修復し、ラペトゥスと名付け、その軍事力で世界に対して恐怖政治を敷いていると言うのだ、、、
こんな事になるなんて、夢にも思わなかった。しかし、アメリカは変わってしまった。現大統領と、その顧問の政策の下、全ての女性は手首に「カウンター」を付けられ、一日100語以上喋ると、電気ショックという罰を受ける。クレジットカードも、パスポートもない。これが、現実なのだ、、、
“エス・エフ小説『声の物語』クリスティーナ・ダルチャー(著)感想 ディストピアSF ミーツ 不倫小説!?出会うハズの無い二人が出会ってしまった!!” の続きを読む
孔明は馬謖を斬ろうとした、そして涙を流した、、、しかし、馬謖は斬れなかった。硬かったのだ。首切り役人も、孔明も、馬謖自身も、疲労困憊であった、、、
“エス・エフ小説『流れよわが涙、と孔明は言った』三方行成(著)感想 SF!?いやいや、奇想小説集なのです” の続きを読む
息子に麻薬を売っていた売人を撃ち殺した事で、終身刑を言い渡され、受刑しているフランク。娑婆では建築関係の仕事をしていた彼に、特別な取り引きが提案される。それは、終身刑は変わらずとも、ムショを離れ、火星にて仕事に就けるという話だった、、、
“エス・エフ小説『火星無期懲役』S・J・モーデン(著)感想 火星の基地で、一人ずつ消える!?そして、誰もいなくなった!?” の続きを読む
「ロボット」という単語を生んだ、カレル・チャペックの母国、チェコ。この中欧の小国は、意外にSFが盛んな国である。そのチェコ産SF、20世紀に発表された数々の作品を紹介したのが、本書である、、、