今から始める『ゲーム・オブ・スローンズ』第一章第1話からの登場人物紹介

ファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。

内容が面白い事は確かだが、視聴時に最初の壁となるのが登場人物の多さである。

話が進むと登場人物も増えて行き、顔を覚えぬままに話も分からなくなったりする。

しかし、メインのキャラクターは決まっているので、最低でも彼等の顔を覚えていれば視聴に耐える作品だ。

とは言え、やはりキャラの名前が分かった方が面白い。
なので、第一章第1話をメインとして、登場人物の紹介をしてみたい。

 

 

 

 

 

『ゲーム・オブ・スローンズ』はファンタジー大河ドラマ。
家系毎に勢力争いをして覇権を争う展開を見せる。

まず、第一章においてメインとなる「家」は、
スターク家
バラシオン家
ラニスター家
そして、ターガリエン家
この4つの名家である。

そして、第1話は、王家であるバラシオンの一行がスターク家を訪ねる所から始まるのだ。

 

名前は劇中名(役者名)の順番で記したい。
太字は第一章第1話で実際に登場する人物である。

『ゲーム・オブ・スローンズ』は場面によりメインの人物が切り替わる群像劇
その中で、最もメインとなる人物が多いのがスターク家の面々である。

 

  • スターク家

17年ほど前、妹が行方知れずとなり、父と兄が殺されたエダード・スタークは、妹の婚約者のロバート・バラシオン、自身達の後見人だったジョン・アリン等と共にターガリエン王朝に対し反旗を翻し、これを打ち破った。

スターク家は、ウェスタロス大陸の役半分を占める北部の総督である。

 

エダード・スターク(ショーン・ビーン)
ウィンターフェル公。
5人の子供と1人の私生児を持つ。
愛称ネッド。
17年前の戦争にてロバート・バラシオンと共に戦った。
ロバート王は彼を「王の手」にする為に訪れた。

キャトリン・スターク(ミシェル・フェアリー)
エダードの妻。
タリー家出身。
元々はエダードの兄のブランドンと婚約していた。
愛称キャット。
妹のライサ・アリンからの手紙が波乱を呼ぶ

ロブ・スターク(リチャード・マッデン)
長男、次期当主。
ジョンより少しだけ早く生まれている。
大狼の名はグレイウィンド。

サンサ・スターク(ソフィ・ターナー)
長女、容姿端麗のお嬢様。
ジョフリー・バラシオンと婚約する。
大狼の名はレディ。

アリア・スターク(メイジー・ウィリアムズ)
次女、お転婆。
別れの際に、ジョンから「ニードル」を贈られる。
大狼の名はナイメリア。

ブランドン・スターク(アイザック・ヘンプステッド・ライト)
次男、若きイケメン。
愛称ブラン。
壁をよじ登る事が得意だが、その趣味が悲劇を呼ぶ。
大狼の名はサマー。

リコン・スターク(アート・パーキンソン)
末っ子男子。
大狼の名はシャギードッグ。

 

ジョン・スノウ(キット・ハリントン)
エダード・スタークの私生児。
北部では私生児に「スノウ」という姓を付ける。
ロブ・スタークと同年代。
キャトリンからは嫌われているが、アリアとは仲が良い。
大狼の名はゴースト。

 

ベンジェン・スターク(ジョゼフ・マウル)
エダードの弟。
冥夜の守人のファースト・レンジャー。

 

リカード・スターク(故人)
エダードの父。
キングズランディングにてエイリス・ターガリエンにより処刑される。

ブランドン・スターク(故人)
エダードの兄。
キングズランディングにてエイリス・ターガリエンにより処刑される。

リアナ・スターク(故人)
エダードの妹。
ロバート・バラシオンの婚約者だったが、レイガー・ターガリエンと共に姿を消し、それが戦争の引き金となる。

 

スターク家に属する面々

学匠ルーウィン(ドナルド・サンプター)
学匠(メイスター)。
ウィンターフェル付きの相談役。

シオン・グレイジョイ(アルフィー・アレン)
グレイジョイ家は10年ほど前にバラシオン家に反旗を翻した。
王の軍はそれを打ち破り、半ば人質の形でシオンはスターク家へと送られる。
弓が得意。

ロドリック・カッセル
武術指南役。

ジョリー・カッセル
衛兵隊長。

司祭女モーデイン
七神を信仰する司祭女(セプタ)。
サンサ、アリアの教育係。

ロス(エスメ・ビアンコ)
ウィンターフェル周辺を本拠とする娼婦。
ティリオン・ラニスターの相手をしている。

 

  • バラシオン家

第一章開始時のウェスタロス大陸にて、王としてキングズランディングに君臨するのはバラシオン家である。

17年ほど前、ロバート・バラシオンはエダード・スターク、ジョン・アリン等と共に挙兵し、ターガリエン王朝を倒した。

ロバート・バラシオン(マーク・アディ)
王、ロバート1世。
少年時代はエダード・スタークと共に、ジョン・アリンの被後見人としてアイリー城で育った。
かつては輝かんばかりの偉丈夫だったが、今では大分太っている。
今回は、「王の手」であったジョン・アリンが亡くなり、その代わりにエダードを任命すべく北部へやって来た。

サーセイ・バラシオン(レナ・ヘディ)
王妃。
劇中では出身であるラニスター家の一員として、サーセイ・ラニスターと呼ばれる事が多い。

ジョフリー・バラシオン(ジャック・グリーソン)
王子。次期当主。
嫌味なイケメンだが、女にはもてるらしい。

ミアセラ・バラシオン
王女。長女。

トメン・バラシオン
王子。次男。

 

スタニス・バラシオン(スティーヴン・ディレイン)
ロバートの弟。
謹厳実直というか、頑固者らしい。

レンリー・バラシオン(ゲシン・アンソニー)
ロバートの弟。
若き日のロバートに似ている。
南部のタイレル家と繋がっている。

 

バラシオン家に仕える面々

サンダー・クレゲイン(ロリー・マッキャン)
ジョフリー・バラシオンの護衛。
通称ハウンド。
顔に火傷の痕がある。

イリーン・ペイン
首切り役人。

 

  • ラニスター家

ウェスタロス大陸一の金満家。

タイウィン・ラニスターはエイリス・ターガリエンの「王の手」であったが、世継ぎのジェイミーを「王の楯」にとられた事に反感し、職から退いていた。

先の戦争では情勢が決した後から参戦し、王都を蹂躙せしめる。

サーセイ・ラニスター(レナ・ヘディ)
王妃。
ジェイミーと双子。

ジェイミー・ラニスター(ニコライ・コスター=ワルドー)
サーセイと双子。
「王の楯」。
「王の楯」は剣に生き、生涯未婚を誓う。
陰で「キングスレイヤー」とあだ名され、揶揄されている。

ティリオン・ラニスター(ピーター・ディンクレイジ)
サーセイ、ジェイミーの弟。
「小鬼(インプ)」「半人前(ハーフマン)」等と言われる。
皮肉屋だが、独特の感性を持つ。

 

タイウィン・ラニスター(チャールズ・ダンス)
キャスタリーロックを本拠とするラニスター家当主。
サーセイ達の父。

 

  • ターガリエン家

エイリス・ターガリエン2世の凶行が諸侯の反感を買い、スターク家、バラシオン家、アリン家の連合による反乱軍との戦争に敗北し、300年近く続いたターガリエン王朝は終焉を迎える。

その血族は王都落城の際殆ど虐殺されたが、僅か2名のみ命脈が保たれ、現在は「狭い海」を渡りエッソスへと逃れている。

デナーリス・ターガリエン(エミリア・クラーク)
再起を願う兄の手により、ドスラク人の有力諸侯であるカール・ドロゴの妻にさせられる。

ヴィセーリス・ターガリエン(ハリー・ロイド)
ターガリエン王朝最後の男子。
自らをドラゴンと呼ぶ。

 

ターガリエン家周辺の人々

イリリオ・モパティス(ロジャー・アラム)
ペントスの豪商。
ターガリエン家のスポンサーだが、、、

ジョラー・モーモント(イアン・グレン)
元は北部の騎士だったが、奴隷売買に手を染め、エダード・スタークから処刑を言い渡された為に逃亡し海を渡った。

カール・ドロゴ(ジェイソン・モモア)
ドスラク人の王。
デナーリスの夫となる。
ヴィセーリスは妹を引き渡す代わりに、ドロゴの武力を期待している。

 

 

第一章第1話の登場人物とその周辺、そして、第1話でほのめかされ、実際には詳しく語られない前日譚も含めて軽く解説してみた。

先ずは、第1話の登場人物の相関関係さえ掴めれば、後はおのずとストーリーの流れも掴んでいけるものだと思う。

顔さえ解れば、登場人物が沢山いる事が逆に楽しくなってくる。

取りあえず観賞して、解らない所だけ後からチェックしては如何だろうか?

 


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