ツイン・ピークス/ローラ・パーマー 最期の7日間 4Kリストア版 [Blu-ray]
映画『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』の解説をしたい。
本作はTVシリーズの放映終了後、1992年に公開された映画である。
冒頭でテレサ・バンクス事件を、
その後からローラ・パーマーの人生最期の7日間が描かれる。
『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』にはベンジャミン・ホーンやネイディーンは出てこない。
『ツイン・ピークス』の「笑い」を担うキャラが出てこない本作は、連続ドラマ版にあったユーモアはほぼ無く苦しみに満ちたローラの悪夢世界が延々と繰り広げられる。
むしろ、死に向かって突き進むローラの苦悩を研ぎ澄まされた刃の様に鮮烈に描いている。
あらかじめ、そのつもりで鑑賞するなら精神的ダメージも和らぐかもしれない。
*映画としての解釈を別のページでもやっています。
監督:デイヴィッド・リンチ
脚本:デイヴィッド・リンチ&ロバート・エンゲルス