幻想・怪奇小説『魂豆腐』平山夢明(著)感想  大江戸怪奇幻想譚!!

 

 

 

江戸時代を舞台に描かれる怪奇譚の数々33篇。
人面疽、化け狸、石の怪、生首に謎の見舞客 etc…
奇想天外な物語の数々をお届けする「大江戸怪談 どたんばたん(土壇場譚)」の第2弾が、ここに誕生!

 

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エス・エフ小説『アリスマ王の愛した魔物』小川一水(著) テクノロジーの未来を予見する傑作短篇集!!

 

 

 

父王が治めるディメにて、六兄弟の末っ子として生まれたアリスマ王子。身体は虚弱、しかし、数学の才のあったアリスマは数字のカウントに異常な執着を示す。そんな彼の元に、名も知れぬ魔物が現れる、、、

 

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エス・エフ小説『赤いオーロラの街で』伊藤瑞彦(著)感想  災害からの復興を目指す一般市民目線の物語!!

 

 

 

北海道を訪れた香山はその夜、赤いオーロラを見る。翌朝、街の信号機は消え、発電所は火災、携帯電話もネットに繋がらない状態となる。この停電は、北海道全域どころか、日本、そして全世界規模の停電であったのだ、、、

 

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エス・エフ小説『星を創る者たち』谷甲州(著)感想  現場魂!!起こった事件は俺たちが解決する!!

 

 

 

「圧送管が詰まっている」またかと山崎主任は嘆息する。月での地下トンネル工事、その過程で出た砂礫を粉砕して後方へ送る圧送管。度々トラブルに見舞われるこの管を現場に確認に行ったその時、予期せぬ重大事故が発生する、、、

 

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2017年紹介書籍10選

2017年に本ブログで紹介した書籍の中で、特に印象に残った10作品を紹介したい。

面白さもさることながら、自分の中でのインパクトを重視した作品を選んだ。

本ブログでの紹介という括りなので、特に本年の新刊に限っている訳では無いので御了承頂きたい。

また、個人的な好みで選んでいるので、ジャンルが偏っている点もご容赦願いたい。

 

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ファンタジー小説『王狼たちの戦旗』ジョージ・R・R・マーティン(著)感想  王の乱立、戦乱開始!!

 

 

 

王の即位に反旗を翻すスターク家のロブは「北の王」として立つ。一方、バラシオン家のスタニスは自らの継承権の正当性を主張し、玉座を求める。さらにその弟レンリーは南部で諸侯を糾合し、最大の軍を形成し王を目指す。実に、国内に4人の王が乱立する事態となった、、、

 

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幻想・怪奇『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』マイクル・ビショップ(著)感想  

 

 

 

スティーヴィ・クライはフリーのライター。夫に癌で先立たれ、二人の子供と共に暮らしている。しかし、商売道具の頼みのタイプライターが故障。メーカーの修理費がべらぼうに高い為、町の修理屋で直したのだが、その日からタイプが勝手に動くようになる、、、

 

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