「ロボット」という単語を生んだ、カレル・チャペックの母国、チェコ。この中欧の小国は、意外にSFが盛んな国である。そのチェコ産SF、20世紀に発表された数々の作品を紹介したのが、本書である、、、
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「ロボット」という単語を生んだ、カレル・チャペックの母国、チェコ。この中欧の小国は、意外にSFが盛んな国である。そのチェコ産SF、20世紀に発表された数々の作品を紹介したのが、本書である、、、
マリア達6人の恒星間移民船ドルミーレ号乗組員は、クローン再生ポッドの中で目覚めた。そして、彼女達が目にしたのは、殺された自分達の死体だった。誰が、何の為に?しかも、再生されたクローン達は、20年分の航宙の記憶がすっぽりと抜け落ちていた、、、
会社の社長・不二の記憶に潜行した珊瑚。珊瑚はそこで、不二が飼っていた犬の風牙に会う。しかし、なんと風牙はシステムをものともせず、記憶の中から珊瑚を追い出さんとした。なんとか自我を保った珊瑚は、さらに不二の記憶の中を探索するが、、、
“エス・エフ小説『風牙』門田充宏(著)感想 真面目で硬派!!SFガジェットを使いつつ、あくまでメインは物語!!” の続きを読む
テクノロジーが進んだ未来、トランスヒューマンと呼ばれる種族は肉体から解き放たれ、自己を拡張現実で強化し、或いは仮想現実の中で好きに生きていました。そんな時代、「具体」と呼ばれる実体のみで生きているシンデレラという少女が居りました、、、
“エス・エフ小説『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』三方行成(著)感想 これぞSF!?手軽でジャンクな面白さ!!” の続きを読む
東京の美大に通う風哩(ふうり)は、教授のセクハラに悩まされていた。それに加え、何者かの視線を常に感じる。その事をカウンセラーに相談しつつ、風哩は過去の自分のトラウマ、地元の伝承と、それに端を発する村八分もどきのイジメの記憶を語りだす、、、
何処かの町のはずれの通りにある、黄泥街。住民は、糞をひり、ゴミを捨て、流言飛語を垂れ流す。住民は、死んだのか、死んでないのか、居なくなったのか、そうでないのか、町自体が、無くなったのか?、、、
梅本が所有するオフィスビル。他の階は問題ないのに、5階のみ入居者の入れ替わりが激しい。そして、退所して行く時に「子供の痛い痛いという泣き声がして、自分まで痛くなる」と皆が口を揃えているのだ、、、