エス・エフ小説『声の物語』クリスティーナ・ダルチャー(著)感想  ディストピアSF ミーツ 不倫小説!?出会うハズの無い二人が出会ってしまった!!


こんな事になるなんて、夢にも思わなかった。しかし、アメリカは変わってしまった。現大統領と、その顧問の政策の下、全ての女性は手首に「カウンター」を付けられ、一日100語以上喋ると、電気ショックという罰を受ける。クレジットカードも、パスポートもない。これが、現実なのだ、、、

 

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幻想・怪奇小説『黒面の狐』三津田信三(著)感想  目を逸らしている、不都合な真実こそ、最も怖ろしい!?


 

日本は戦争に負けた。今まで信じていたものを失った物理波矢多(もとろいはやた)は、南へ向かって、あてどな無い旅に出た。汽車が、九州・福岡のとある駅に着いた時、波矢多はハッとした。自分が満州で学んだ新京の駅に、印象が似ていたからだ。その地で出会った合里光範(あいざとみのる)との縁故で、炭鉱で働く事になるのだが、、、

 

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幻想・怪奇小説『今昔百鬼拾遺 鬼』感想  因縁とは、人間が作るもの!!


 

昭和二十九年、3月。駒沢野球場周辺にて「昭和の辻斬り」と言われる連続通り魔事件が発生した。その最新の被害者で、殺害された片倉ハル子の友人・呉美由紀の話を、記者の中禅寺敦子は聞く。ハル子は、「迚(とて)も恐い」と何かに怯えていた。それは、自身の家系に伝わる「女子が斬り殺される」という因縁であった、、、

 

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エス・エフ小説『流れよわが涙、と孔明は言った』三方行成(著)感想  SF!?いやいや、奇想小説集なのです


孔明は馬謖を斬ろうとした、そして涙を流した、、、しかし、馬謖は斬れなかった。硬かったのだ。首切り役人も、孔明も、馬謖自身も、疲労困憊であった、、、

 

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エス・エフ小説『火星無期懲役』S・J・モーデン(著)感想  火星の基地で、一人ずつ消える!?そして、誰もいなくなった!?


 

息子に麻薬を売っていた売人を撃ち殺した事で、終身刑を言い渡され、受刑しているフランク。娑婆では建築関係の仕事をしていた彼に、特別な取り引きが提案される。それは、終身刑は変わらずとも、ムショを離れ、火星にて仕事に就けるという話だった、、、

 

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文化『レスラーめし』大坪ケムタ(著)感想  十人十色の食事模様!レスラーは食も超人レベル!?


 

常人を超えた肉体、存在、それが、プロレスラー。
一見して分かる、彼達の肉体を作ったのは、トレーニングと、そして「飯」である。彼達は如何に飯を食い、或いは、食えなかったのか?
デビュー前、デビュー期、絶頂期、そして現在、
様々な時、場所、人の「食」を語る!!

 

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幻想・怪奇小説『怪談のテープ起こし』三津田信三(著)感想  実話?創作?実話怪談風怪談!!


 

「小説すばる」に掲載された6つの短篇。これを一冊にまとめたのが、本書『怪談のテープ起こし』である。しかし、これにさらに、序章、幕間(一)、幕間(二)、終章を加えた。これは、編集作業中に起きた奇妙な体験を描いたものである。本書を読む時、これと同じ症状が出たら、読み進めないで下さい、、、

 

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