映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』感想  でっかくなっちゃった!!ロック様 VS. 巨獣の大乱闘バトル!!

 

 

 

サンディエゴの野生生物保護区にて暮らすジョージは、世界でただ一頭の白いゴリラ。霊長類学者のデイビス・オコイエと手話で会話する程の知能の持ち主。ある日、保護区に実験中の化学物質が墜落、撒布された。その物質を接種したジョージは、体が巨大化し、凶暴性を発露してしまう、、、

 

 

 

 

監督はブラッド・ペイトン
監督作に
『カリフォルニア・ダウン』(2015)
『ドクター・エクソシスト』(2016)等がある。

 

主演のデイビス・オコイエ役、
そして製作総指揮を務めたのはドウェイン・ジョンソン
WWEのプロレスラーであり、映画俳優。
映画の主な出演作に、
『スコーピオン・キング』(2002)
『ゲット スマート』(2008)
『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)
『G.I.ジョー パック2リベンジ』(2013)
『ヘラクレス』(2014)
『モアナと伝説の海』(2016)
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)等がある。

 

悪徳企業が「ランペイジ計画」として宇宙で開発した謎の物質、
それが大気圏突入して、墜落。

各地にいた野生生物がそれを接種し、巨大化、凶暴化してしまう。

ワイオミング州キャスパーの狼、「ラルフ」。

フロリダ州エバーグレイス国立公園のクロコダイル、「リジー」。

そして、
サンディエゴ野生生物保護区のゴリラ、「ジョージ」。

ランペイジ計画を推進したエナジン社は、
彼等の嫌う協力な低周波を本社ビルから発信。

これに釣られて、
巨獣達がシカゴを目指して移動し始める、、、

 

そう、本作は単純明快

巨獣が暴れる!!映画です。

 

それ以上でも、以下でも無し。

良いじゃないか、
ポップコーン食べながら、楽しく観たら良いじゃないか。

 

そして、

巨獣の相手は、
我らの「ロック様」ことドウェイン・ジョンソン。

 

良いじゃないか、これ以上に何を望む!?

デカくなった生物、
銃も効かない、
軍も役に立たない、

ならば、「ロック様」の出番なんだ。

シカゴの街を破壊する巨獣を止めるのは、
ロック様しか居ない!!

 

期待通りの物を観せてくれる、
想像通りの作品、
それが『ランペイジ 巨獣大乱闘』なのです。

 

 

  • 『ランペイジ 巨獣大乱闘』のポイント

野生生物が巨大化、凶暴化!

シカゴの街が破壊される!!

ロック様こと、ドウェイン・ジョンソンがそれを食い止める!!!

 

 

以下、もう語る内容は殆どありませんが、映画を観て思った事などをつらつら語ってみます。

 


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  • アーケードゲーム、「RAMPAGE」

本作『ランペイジ 巨獣大乱闘』は、モンスター・パニック作品。

典型的なポップコーン映画です。

気楽に楽しく、面白く、
一時、現実のつらさを忘れて、映画の世界に浸る事が出来る

 

難しく考える必要はありません。

巨獣達が暴れて、街をぶっ壊すのを観て楽しもうじゃありませんか!!!

 

さて、本作、実は原作があります。

それが、アーケードゲームの「Rampage」(1986)です。

このゲーム、日本ではあまり、というか、ほとんど知られていませんが、
アメリカでは結構シリーズが続いている人気作。

「Rampage World Tour」(1997)
「Rampage 2: Universal Tour」(1999)
「Rampage Through Time」(2000)
「Rampage: Puzzle Attack」(2001)
「Paperboy / Rampage」(2005)
「Rampage: Total Destruction」(2006)

こう見ると結構沢山あります。

 

ゲームシステムは単純明快、
街を左右に動きながら、建物によじ登り、破壊し、
ヘリや車や戦車をぶっつぶし
人を捕まえて食べちゃったりする!

そうです、
正に映画はゲームそのままの内容なのです。

 

ゲームも映画も大味。

でも、大味で良いじゃないか、
たまに食べるとひたすら美味い。

そういう作品なのです。

 

  • アドバイスを聞かない人達

こういう作品では、
主人公側が軍や政府のお役人に、

「アイツを止めるのは俺しか居ない」
「これこれ、こうしなければ、ヤツは止まらない」

的なアドバイスをするも、
相手にされずに、悲劇を生むというシーンがお約束の様に流れます。

 

私は子供の頃思ったものです。

「実際にはこんなアホなヤツ居ないけれど、映画を盛り上げる為の展開なんだろうな」と。

 

ですが、それは間違いだったんですよね。

実際の社会では、
人にアドバイスしたり提案をしたりしても、
それが受け入れられる事は先ず無いです。

 

自分が上司ならいざ知らず、

相手が自分より地位が上だったり、
公務員や役所の人間、
人に命令しなれている人間が相手だと、

明らかに有益で、効率の良い提案でも、
良くて黙殺、
下手すれば罵倒されます。

 

自分が困っている時に「助けて」と言ってもスルーされ、
相手を助けようとしても「結構です」と拒絶される、

世の中、世知辛いのう。

こういう、プライドと偏見に塗れた人間が居なくなれば、
世の中もっと良くなると思います。

 

アドバイスが拒絶され、
案の定事態が悪化しても、
責任者はほっかむりして逃亡、
ため息を吐く日々が続きますが、それでもキレてはいけません

映画のヒーロー達、
シュワちゃんや、スタローン、
そしてロック様はどうでしょうか?

アドバイスが拒絶されても、
それでも腐らず、事態の解決に向けて他の方法を探して奮闘しています。

 

こういうポップコーン映画を子供の頃から観ていた人間は、
実はこういう世知辛い世の中の仕組みについて、
知らず知らずに対応する心構えが出来ているんですね。

キレずに奮闘努力するヒーローを見習って、我らも頑張って生きましょう!!

 

 

 

巨獣がドンドコ暴れて、街を破壊する映画、
筋肉モリモリのロック様が、それを食い止めるべき奮闘する!!

それ以上でも以下でも無い、
正に、「This is ハリウッド映画」。

期待通りの作品、
それが、『ランペイジ 巨獣大乱闘』なのです。

 

 

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