幻想・怪奇小説『鳥の巣』シャーリー・ジャクスン(著)感想 憎いアイツも視点が変われば愛しい娘!?

 

 

 

博物館で働くエリザベス。親しい友や恋人もおらず、叔母と単調な日々を過ごしていた。ある日自分のデスクに見知らぬ手紙が置いてあった。「しんあいなるリジー おまえのまぼろしのらくえんはえいきゅうにきえた リジーわたしにきをつけろ …」(p.10より抜粋)エリザベスはこの手紙を自分の秘密として大切にする。しかし、その日を境に、、、

 

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映画『スプリット』感想 近い!カメラ近いって!

 

 

 

大して仲がいいわけではない級友のバースデーパーティーに参加したケイシー。お開きになり、車で送ってもらおうとしていた所に、見知らぬ男が車に乗り込んできた。そして、薬で眠らされたケイシー他2名の級友が目覚めた時、自分たちは拉致監禁されたのだと知るのだった、、、

 

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映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』感想 誰もが楽しめる王道スペースオペラ

 

 

 

宇宙を飛び回り、敵と戦い、銀河を救う。
言ってしまえばこれだけ、しかし、

シンプルイズベスト。

 

これが抜群に面白い。

個性的なキャラクターが大立ち回りを演じて大冒険。

 

直球の面白さを狙って、ど真ん中に放り込んだ。どストライク映画だ。四の五の言わずに楽しめる。

母の死にショックを受け、病院を飛び出したピーター・クイルはUFOにさらわれた!時が経ち、宇宙でトレジャーハンターとなったピーターは遺跡でお宝を手に入れる。そして、そのお宝を狙って追手や刺客がワンサと襲ってくるのだった、、、

 

以下ネタバレあり

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映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』感想 オレとオマエはファミリーだ!

 

 

 

王道スペースオペラで全世界で大ヒットした前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。

その続編である今作『~:リミックス』は、もちろんアクションの派手さやギャグも健在だが、むしろ

各キャラクターの掘り下げ、特に家族関係に重点を置いた作りになっている。

 

アクション映画なのに、意外と真面目に各キャラクターがテーマに沿った活躍をしているのだ。
口を開けて何も考えずに観ても楽しめるし、テーマに着目して観る事も出来る。

今作も、広く万人が楽しめるいい映画である。

 

監督は前作同様ジェームズ・ガン。出演者もピーター・クイル役のクリス・プラットはじめ全員続投で安心だ。

 

以下ネタバレあり

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本『戦後怪奇マンガ史』米澤嘉博(著)感想 日本史や世界史の教科書もこれくらい面白かったらよかったのに!!

 

題名を一見してあなたはどう思うだろうか?ちょっと堅苦しく感じる?面倒くさそう?いやいやとんでもない。これがもの凄く面白い。何故か?それは

構成の巧みさ、観察眼の鋭さ、そしてそれを正しく表出する文章力にある。

 

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映画『ノー・エスケープ』感想 荒野で地獄の鬼ごっこ!

 

 

 

荒野をゆく一台のトラック。中にはメキシコからアメリカに向かう不法移民の一団が乗っていた。道中トラックが故障し、徒歩での越境を余儀なくされる。その様子を眺めるアメリカ人男性がいた。彼はライフルのスコープを覗き、引き金を引く、、、

 

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小説『服従』(ミシェル・ウェルベック)感想 鶏が先か卵が先か?爆笑必至の予言的名書!

 

 

 

2017年5月7日、決選投票の末、新しいフランス大統領に中道で無所属のエマニュエル・マクロン氏が選ばれた。昨今の政治のポピュリズム迎合(アメリカ大統領選~イギリスEU離脱)の流れに一時の歯止めをかける事をフランス国民は選んだ。そういう側面があれども、しかし、「極右政権を選ぶよりは若輩者の方がまだマシ」という理由で投票した者も数多かっただろう事は想像に難くない。

さて、この『服従』である。

 

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