『風の名前』4巻だ。
本巻の前半はあいも変わらず大学の話である。
しかし、ご安心召され、後半から新展開が始まる。
ここが面白い。
やはり、ファンタジーは冒険してナンボだ
とあらためて思う。
以下ネタバレあり
“ファタジー小説『風の名前(4巻)』パトリック・ロスファス(著)感想 ついに現れる!?チャンドリアンの影!!” の続きを読む
オススメ映画、漫画、読書、等々の感想ブログ。毎日更新目指してます。
『風の名前』4巻だ。
本巻の前半はあいも変わらず大学の話である。
しかし、ご安心召され、後半から新展開が始まる。
ここが面白い。
とあらためて思う。
“ファタジー小説『風の名前(4巻)』パトリック・ロスファス(著)感想 ついに現れる!?チャンドリアンの影!!” の続きを読む
ホブゴブリン(種族名)のポーリーンは女の子。魔女のバーバ・ヤーガにお仕えしています。今日も、腹ペコのバーバの為に食べ物を探して森をさまよいます、、、
ナタリーは4人家族。理屈っぽい父、悲観的な母、フツーの弟がいて、自身は空想家。もうすぐ家族と離れて、大学の寮に入り、新しい生活が始まる、、、
母が闘病生活をしているコナーは学校でいじめられている。コナーの楽しみは絵を描く事。ある日、時計が12時7分を指した時、地響きと共に墓地の巨大なイチイの木が動き出した、、、
さて、『風の名前』の3巻だ。本巻は丸々大学の話である。ストーリーの進展というより、クォートが如何にして大学内で存在感を増していったのか、その課程が描かれている。そしてメインは、クォートの思う美しいもの。音楽と、彼の思い人の話だ。
なかなか気持ちいいシーンがあるが、それがいつまで続くのか、ちょっと不安もはらんでいる。
パトリック・ロスファス著、『風の名前』の2巻である。
今巻では少年クォートの受難時代が描かれる。その設定は、これまたファンタジーでは定番の「家なき子」物語だ。
どうやら『風の名前』は、ファンタジーの定型文を意識してなぞっている様だ。
王道を行くのは簡単な様でいて難しい。
道なき道を切り拓く場合は、たどたどしくとも、その道行きだけで十分目立つ。しかし、整備された道路を行こうとするなら、他より堂々とした力強い道行きでないと目立たず埋もれてしまう。この
に期待して注目しつつ読んでいきたい。
宿屋の亭主コートは、伝説の存在・秘術師クォートの世を忍ぶ仮の姿。紀伝家のデヴァン・ロッキースに促され、彼は自らの半生を語り出す、、、
かつてはコンスタントに翻訳ファンタジーのシリーズをリリースしていたハヤカワ文庫。昨年から今年に至るまで1年ほどファンタジーの出版が空いていたが、待望の新作シリーズが開始された。5ヶ月連続刊行の予定らしいので、応援の意味も込めて1巻ずつ紹介していきたい。
作家パトリック・ロスファスは本作の原形で新人作家コンテストを優勝。デビューにあたり3部作ファンタジーの第一部として出版されたのが本作『風の名前(原題:THE NAME OF THE WIND)』だ。
そして、その翻訳の5分冊の第一巻が本書である。好評を博したら2部、3部も順調に訳されるハズである。期待したい。
さて、そういう訳で、本巻はストーリーのさわりの部分である。まだ、どうこう言う判断は付きかねるが、ファンタジーでよくある
このお約束シーンが好きな人は本巻も楽しめるだろう。
もちろん、私も好きだ。
“ファンタジー小説『風の名前(1巻)』パトリック・ロスファス(著)感想 久々!!期待のハヤカワ文庫ファンタジー!” の続きを読む