映画『犯罪都市 NO WAY OUT』感想  筋肉が全てを解決する!?この爽快感!!

ソウル広域捜査隊に勤務するマ・ソクト。今日も今日とて、出勤ついでに悪漢を成敗していた。
女性の転落事件を調べていた広域捜査隊。新型合成麻薬「ハイパー」の影を掴んだマ・ソクト達は、捜査線上に日本のヤクザ組織と、それを手引きする何者かの存在を突き止める、、、

 

 

 

 

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監督はイ・サンヨン
第一作目『犯罪都市』(2017)の助監督を経て、
第二作目『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022)にて劇場長篇映画監督デビューした。

 

出演は、
マ・ソクト:マ・ドンソク
チュ・ソンチョル:イ・ジュニョク
リキ:青木崇高
一条:國村隼 他

 

 

 

イカツイ顔したアンパンマンこと、マ・ドンソク。

やっている事はアンパンマンと変わらず、
悪人を鉄拳制裁で分からせる

 

 

それが、マ・ドンソク。

それが本作『犯罪都市 NO WAY OUT』です。

 

まぁ、ぶっちゃけ、ね。

第一作目の『犯罪都市』が一番面白いよ。

 

でもね、
それを、シリーズ化、
フランチャイズ化してのが、
第二作目、第三作目である本作なのです。

で、
シリーズ化する時の方針として、
軸、核として描いているのが、
マ・ドンソク演じる、
マ・ソクトのキャラクター性です。

 

力こそパワー

 

 

どんな困難も「パワー!!」で解決する。

この、解り易さ、単純さ、
そして、一本気が、
本作の面白さであり、
観客が求めているものなのです。

 

悪人から供述を引き出すのに、
手続きを踏まずに、
「お仕置き」で分からせる!!

開かないドアがあったならば、
鍵を探すのではない、
ドアを壊す!!

一度拳を揮えば、
人が真横に吹っ飛んでロッカーにめり込む!!?
このファンタジックなダメージ演出!!

正に、脳まで筋肉の所業です。

 

しかし、

我々は、こんな脳筋を待ち望んでいるのではないでしょうか?

お客様や取引相手様にはぺこぺこし、
税の取り立て、制度の訳の分からない様子に辟易し、
コンプライアンスや何やらで、自由に表現も出来ず、

まるで、
手足を縛られ、猿ぐつわを噛まされて生きているような日常。

 

そんな毎日に、

まるで、コンビニでアイスを買うついでの様な態で、
悪漢を華麗にワンパンで成敗していくマ・ドンソク。

この単純明快勧善懲悪鉄拳制裁ぶりに快哉を叫び、
ある種の願望の投影と、
ストレス発散のカタルシスを覚えていると言えます。

 

そういう意味では、
マ・ドンソクは、ある意味アイコン。

本作における、
マ・ドンソク演じるマ・ソクトは、

敵にボコられる事はあっても、
敗北する事は全く想像出来ない

つまりは、作中における「神」とも言える絶対的な存在であり、
それ故に、
日本武尊(ヤマトタケル)やヘラクレスの様な、
神話上の英雄の様な獅子奮迅ぶりが許容されているのです。

 

そんな「神」であるマ・ソクト、

何と、今回はボクシングテクニックまで身に付けています

軽くジャブを打って意識を上に寄せてからの、
ボディへの強烈な一撃。

アップライトな構えからの、
体を左右に揺らしつつ、
フックを叩き込む。

技術は弱者の為にあるのに、
強者が技術を使ったら手が付けられないでしょ!?

 

そう、
アイコンも、
只、現状に満足している訳では無いのです。

日々、強者も強くなっている!!

 

 

鬱憤がたまる、
世知辛い日々、

そんな日常をスカッとさせる、
観る清涼剤『犯罪都市 NO WAY OUT』。

筋肉で全てを解決する、
良いじゃない、それが観たかったンだから。

 

さて、
本作はどうやら、シリーズ化され、
第四作目は本国で公開間近、
第五作目の構想もあるそうです。

果たして、何処まで続くのやら…

 

 

  • 『犯罪都市 NO WAY OUT』のポイント

脳筋は全てを解決する!!

スカッとストレス発散!!観る清涼剤

過去の設定から離れているが、気にならない

 

 

 

 

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