ドラマ『孤独のグルメ』。
この作品は饒舌な内面描写により、名言が多いです。
その中でも、個人的に印象に残ったダンディズム的な名言を集めてみました。
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井之頭五郎の名言、ドラマパートが青。
井之頭五郎の名言、食事シーンが赤。
久住昌之氏の名言がオレンジ。
お店の人が言う台詞が茶色。
ゲストキャラは緑。
実店舗のスタッフさんの言葉はピンク。
名台詞
(話数、タイムライン)
ワンポイント解説
という形です。
(話数、タイムライン)の所のアンダーラインをクリックで、そのエピソードに飛びます。
*タイムラインはBDソフト準拠となっております。
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ダンディズム
うん、玉子の中に居てもウナギはウナギ
仲良くしながらも、己を全く失わない
(3-1、25:12)
コンビニよる美味さを引き立てつつも、
己の個性をも失わない。
この独立不羈ぶりこそがダンディズムなのである。
男は基本的に、体一つでいたい
(1-1、8:16)
あくまで孤高、何かに縛られる事が、重さだと断じる五郎さんのダンディズムである。
俺、いったい何やってんだろう?
(2-9、29:50)
事務所飯を盛大に開いた五郎さん。
しかし、実はこれから仕事をせねばならない。
食事にはしゃいだ自分に対する賢者モードであり、
食事後にも仕事をせねばならない自分の状況に対するニヒルな目線すら感じられる。
金が集まらないとか、場所が悪いとか、理屈をこねるのは簡単だけど、言い訳しても何も生まれないからねぇ
(3-5、07:56)
やらない理由を探したら、それは無限に発生する。
そんな逃げを打つよりは、
兎に角、何かやってみる事が、前へ進むクリエイティブの一歩になるのだ。
酒は飛んだのに、俺酔っているよ、この味に
(3-10、52:49)
酒に酔わなくても、味に酔う。
そう言える程美味い料理に出会える幸せ。
このセリフが言えるか言えないか、それがダンディとの分水嶺なのである。
37年前、開店した時はコーヒー専門店だったんですよ
食事を入れ、お酒を入れ、で、一時はね、あのぉカラオケパブになった時もあるんですよ
(1-7、01:12:08)
「カヤシマ」オーナーの言葉。
飲食店の経営というのは、並大抵の困難ではない。
本当に「好き」でないと出来ない仕事だ。
それを37年間も続けた男の、なりふり構わぬ心意気が垣間見える。
唸らせるねぇ。
随分ぶっきらぼうな目玉焼きだな
でも、こんな目玉焼きが似合ってるんだ、俺には
(2-7、01:35:33)
ぱっと見、何の変哲も無い、無骨とも言える目玉焼き。
味も素っ気も無くとも、それこそ俺が求めるものだと、
目玉焼きにすらシンパシーを感じる食のハードボイルド、五郎さんらしいセリフである。
食べたっていうのに、何だか通り過ぎる事が出来なかった。シメそばだ
(2-12、02:13:27)
当初の予定を変更して、家庭料理を食べた五郎さん。
しかし、最初に食べたかった「ソバ」を見捨てる事が出来なかった、
漢気溢れる五郎さんの食のダンディズムである。
でも、それは今日では無い
(1-4、01:32:16)
いつか、自分の過去を後悔する時が来るのかもしれない。
しかし、いつ来るか分からない将来に怯えるよりも、
今まで生きてきた、自分の信じる道を行く事にためらう必要な無いのだ。
名も知れぬ田舎のドライブインで、一人のんびり昼飯を食べる。こういうのこそ、車旅の醍醐味だ。名所旧跡、何するものぞ
(3-11、01:32:54)
名所旧跡を見る場合、
感動がある場所もあり、期待外れの場所もある。
それと同じで、旅先で出会う土地の料理にも、美味い、イマイチがある。
旅先で一人、どんなものが食べられるのかと、期待に胸を膨らませる事こそ『孤独のグルメ』の醍醐味なのだ。
ハァ、もう一頑張りするとしますか
俺みたいな稼業はお呼びがかかる内が華だ
(3-9、28:51)
徹夜明けに突発の仕事。
ため息を吐きつつも、キッチリ受ける。
仕事があるだけ幸せなのだと、己を鼓舞する男の後ろ姿がまぶしい。
ま、美味かったから良いんだけど
(3-2、01:02:20)
ニンニクたっぷり料理を食べて、明後日まで臭いを引きずる。
そんな事は気にしない。
何故なら、美味い物を食べたからだ。
良い食事は、何者にも代えられない物なのである。
港町でレアチーズケーキ、下戸の俺にはこんなのが旅のほろ酔い気分だ
(2-7、01:21:18)
酒を飲まない人間は、甘味で糖分を補っているという。
五郎さんが嗜む甘味とは、
酒飲みにとっての一杯に等しいものなのだ。
やっぱり、何事も見かけじゃないと思うんだよねえ
(2-4、01:59:20)
父親のチャラい態度が気に入らない梨沙ちゃん。
しかし、いつもの態度は父が娘に見せている姿。
本当の父は、真摯な態度で必死に物事に当たる人物だった。
それを、語らずに相手に悟らせる五郎さんのハードボイルドっぷりが光る。
私の事はいいですよ
酔っ払って、この店とこういうカレーを悪く言うのは止めて下さい
(1-11、01:07:46)
雰囲気の良い店で、美味しいカレーを食べていた五郎さん。
そこに乱入しきた酔客の狼藉に、遂に五郎さんの堪忍袋の緒が切れた!
人はいつの日か、戦わねばならない時が来る。
それが今だった時、心の中の五郎さんと共に、このセリフを口にするのだ!!
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