世の中に数多ある「ピーナッツバター」「ピーナッツクリーム」の商品。
一体どれを買えば良いのだろう?
そもそも、「ピーナッツバター」と「ピーナッツクリーム」の違いって何?
その辺の事も絡めつつ、個人的なオススメを紹介していきます。
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ピーナッツバターとピーナッツクリームの違い
先ずは、ピーナッツバターとピーナッツクリームの違いについて見ていきましょう。
ピーナッツバターとは、
ピーナッツを乾燥させ、炒って水分を飛ばし、薄皮、胚芽を取り除いた上でペースト状にしたものです。
ピーナッツは油分を多く含んでおり、自身のみでペースト状に出来るとの事。
「バター」と名づけられていますが、それは見た目が似ているだけで乳製品とは何ら関係無いのです。
一般に売られているものは、これに砂糖や塩を加え味を調えているものが多いです。
一方、ピーナッツクリームは、
ピーナッツバターに砂糖や水あめ等の糖類、クリーム、植物油脂などを加えた加工食品です。
甘く食べやすく、トーストにも塗りやすいのが特徴です。
アメリカでは含有量の90パーセント以上がピーナッツの場合のみ「ピーナッツバター」だと定義しているそうです。
日本ではそういう規制はありませんが、原材料が「ピーナッツ、砂糖、植物油脂、食塩」程度でしたら、「ピーナッツバター」と言えるでしょう。
他に色々入っていたら、「ピーナッツクリーム」です。
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選び方ガイド
では、商品を選ぶ時、何を基準に選べば良いのでしょうか?
ポイントとしては、
1:甘さで選ぶ
2:ピーナッツの風味で選ぶ
3:値段で選ぶ
4:原材料で選ぶ
先ず、1、2、の部分を説明します。
3は、実売価格をグラムで割って「コストパフォーマンス」を実際に計って頂ければ分かると思います。
4の原材料での選び方は、文字が多いですが気になる人はチェックして下さい。
あくまでも個人的な意見でのランキングです。
評価には個人的な好みによる差異がありますので、その事を予め御了承下さい。
*アンダーラインのついた商品名をクリックすると、個別ページに飛びます。
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「甘さ」で選ぶ
やっぱり甘い方がイイ!という方はこちらをチェック。
1位:ソントン 「ピーナッツクリーム」
2位:カンピー 「ピーナッツクリーム」
3位:スキッピー 「クリーミー」
4位:アヲハタ 「ピーナッツバター」
5位:カンピー 「ピーナッツバター クリーミータイプ」
1位と2位は原材料に水あめを使ったタイプのピーナッツクリーム。
この暴力的なまでの甘さは、子供は大喜びでしょうが、大人には少々キツイかもしれません。
3、4、5位はピーナッツバターのクリーミータイプ。
濃厚な甘みとピーナッツの風味を同時に楽しめるオススメ商品です。
オマケ:
むしろ、全然甘くない方がいいという方は
『欧都香 無砂糖ピーナッツバター』をオススメします。
素材の甘みのみの商品です。
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ピーナッツの風味で選ぶ
ピーナッツ大好きっ子が気になるのは風味。
そのランキングがこちら。
1位:欧都香 「無砂糖ピーナッツバター」
2位:スキッピー 「スーパーチャンク」
3位:ジェイビーズファクトリー 「ピーナッツバター クランチー」
4位:明治屋 「MYピーナッツバター クランチー」
5位:アヲハタ 「ピーナッツバター」
1位は無砂糖で素材の味を活かしたもの。
ピーナッツの濃厚な風味を楽しめます。
濃厚過ぎて人に拠っては食べられない方もいるかもしれません。
2、3、4位はピーナッツ粒いりのチャンクタイプのピーナッツバター。
固形のピーナッツの説得力は偉大、ピーナッツ感が凄いです。
5位はクリーミータイプのピーナッツバター。
甘さ共々しっかりとした風味もあります。
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ピーナッツの粒で選ぶ
これからは私がこれもポイントと思う部分。
先ずは、ピーナッツの粒の大きさで選んでみましょう。
1位:スキッピー 「スーパーチャンク」
2位:スキッピー 「スーパーチャンク ハニーナッツ」
3位:ジェイビーズファクトリー 「ピーナッツバター クランチー」
4位:明治屋 「MYピーナッツバター クランチー」
5位:カンピー 「ピーナッツバター チャンク(粒入)タイプ」
大きさは正義。
ピーナッツがデカければ、それだけ食いでがあって腹にもたまる。
ガッツリ行きたい方には御用達の面々です。
特に、1位のゴリゴリ感が凄い。
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なめらかさで選ぶ
お次はなめらかさで選びます。
ここで言う「なめらかさ」とは、素材のなめらかさ、舌触り、パンへの塗り易さを総合的に判断したものとなっています。
1位:ソントン 「ピーナッツクリーム」
2位:ソントン 「パンにぬるホイップクリーム ピーナッツ」
3位:欧都香 「無砂糖ピーナッツバター」
4位:明治屋 「MYピーナッツバター クランチー」
5位:カンピー 「ピーナッツクリーム」
1位、2位をソントンがワンツーフィニッシュ。
水あめタイプとホイップタイプのピーナッツクリームという違うタイプでなめらかさを実現しています。
3位はなめらかと言うかサラサラ。
4位はチャンクタイプのピーナッツバターでありながら、このなめらかさと塗り易さを実現しているのが凄いです。
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個人的好みの総合評価
では、実際に私が個人的に好きな順番をカウントダウンしてみます。
画像はアマゾンリンクとなっています。
この商品はぶっちゃけ、容器からの直食いがウマいです。
欲望のままに貪って、食い尽くさない様に自制心が必要な商品です。
基準にして高水準。
塗りやすく、甘く、風味もあり、美味い。
むしろコレがあれば他は要らないまである、最初の一品にして広くオススメ出来ます。
スヌーピーのパッケージが可愛い。
しかし、その可愛らしい見た目に反して(?)、味はガチのマジ。
濃厚な甘みと風味がありつつ、サッパリとした後味も実現。
いくらでも食べられそうです。
ハチミツを加えた事で、「スーパーチャンク」よりマイルドな甘さになっています。
より食べやすい、
これはつまり、直食いの危険性が増し、自制心がより試される事となります。
この商品はゴロリとしたピーナッツの塊の存在感が特徴。
このガリガリとしたピーナッツが食いでと腹持ちをしっかりと支えます。
しかし、ガッツリ食べ過ぎて消費が早いのが玉に瑕。
いや~、美味い。
砂糖が無い分、素材そのものの上品な甘みを感じます。
さらに、ピーナッツの風味も抜群。
口の中で広がるはピーナッツのオーケストラ。
芳醇な香りを奏でます。
勿論好みは人それぞれ。
私の評価等を参考に、自分のお気に入りを是非見つけてください。
以下は、原材料の話。
文ばかりでちょっと長いですが、素材が気になる方は是非読んで見て下さい。
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原材料で選んでみる
先ずは「ピーナッツバター」。
こちらはシンプルで、殆どが、
原材料:
ピーナッツ、砂糖、植物油脂、食塩
という様な表記になっています。
中には「砂糖抜き」なんて物もあります。
その辺は個人のお好みで選んで頂くといいと思います。
注意すべきはやはり、色々添加物が含まれている「ピーナッツクリーム」系の方だと思います。
一つ、例をとって見てみましょう。
原材料:
ピーナッツバター、食用油脂(加工油脂、植物油脂)、糖類(砂糖、ぶどう糖、粉末水あめ)、脱脂粉乳、食塩、乳化剤、酸化防止剤(V.C)、香料、(原材料の一部にごま、大豆を含む)
注目点は赤文字の部分です。
酸化防止剤と、食用精製加工油脂について説明してみたいです。
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酸化防止剤とは?
V.C(ビタミンC)V.E(ビタミンE)等と表記される事も多い酸化防止剤。
簡単に解説してみます。
食品(や飲料、化粧品等)には、酸素に触れると酸化し色や成分が変化するものがあります。
その変化を抑制するものが酸化防止剤です。
食品に添加されている油脂成分は酸化する事で、色や風味が劣化、有害物質や発がん性物質が生成されます。
酸化防止剤は、自身が変わりに酸化する事で、これらを防止、不活性化させているのだそうです。
つまり、
「入れないと、色や味、ヤバイ物質が発生するから、それを止める物質」と言えます。
酸化防止剤自体が「悪」では無く、
酸化して商品の成分に有害物質が発生する事が「悪」なのですね。
なので、賞味期限内に、そして開封後は素早く全部食べさえすれば、危険性を直ちに気にするものでは無いでしょう。
しかしこれは翻って、酸化すると危険な物質を食品の原材料としているとも言えます。
その意味で、酸化防止剤を使用する量の過多により、その商品を判断する材料たり得るのです。
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食用精製加工油脂について
まず、食用精製加工油脂について説明してみます。
食用の植物油脂は常温では液状のものが殆どだそうです。
そこに、適度な粘度を加える為に大豆油・なたね油などの植物油脂を加えます。
そうして出来るものがマーガリンやショートニングといったものですが、
この硬化処理において発生する「不飽和脂肪酸」の事を「トランス脂肪酸」と言います。
まとめると、
食用精製加工油脂(大豆油・なたね油などの植物油脂)を加え液状のものを硬化した加工食品には、トランス脂肪酸が発生していると言えるのです。
「ピーナッツクリーム」系の商品は、
常温では固形ですが、トーストの熱を加えると溶けて塗りやすくなるという特徴があります。
その特徴のある商品の原材料には「ショートニング」や「食用精製加工油脂」という表記が見られます。
もしも、トランス脂肪酸が気になるのでしたら、それらが原材料に見られたら遠慮した方がいいかもしれません。
とは言え、細かい事を気にしていたら、何も食べられなくなるのもまた、事実。
ある程度線引きして、ここからは「無理」と判断する基準みたいな物を持つ事が大事だと思われます。
参考になったでしょうか?
ピーナッツバター&ピーナッツクリームライフのお供になれば幸いです。
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